USB式LED照明を調光するために、USBコントローラを使用します。
USBコントローラの定格仕様
型 名 | JUSB-LED02 |
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電 源 | USB 端子より供給 (DC 5V) |
消費電力 | 0.2 W |
LED出力 | PWM調光(約278KHz) 1A |
USB入力 | USB 2.0 Standard-B |
LED出力 | USB 2.0 Standard-A |
動作温度 | 0~45℃ (但し、8h以上の連続使用は40℃以下) |
動作湿度 | 20~85% (結露不可) |
寸 法 | 幅 50.5×高 21×奥 63(突起部分含まず) |
重 量 | 60 g |
その他 ・本製品付属のアプリケーションを操作して制御調光する ・本製品付属のコマンド操作で直接調光制御する |
コントローラの外観
USBコントローラの写真
USBコントローラの調光方法
USBコントローラの調光方法が2つあります。本機を操作して調光する方法と付属アプリケーションを操作して調光する方法です。
コントローラ本機を操作して調光する場合、調光ダイヤルを回し必要な明るさに調光します。
付属アプリケーションを使用しての操作する場合、外部調光方式といいます。
付属アプリケーションのダウンロードはこちらへ。
付属アプリケーションによるUSBコントローラの調光
アプリケーション画面の「アプリ調光開始」をクリックすると、外部調光方式に入ります。調光値入力して、コントローラに接続しているLED を調光します。
点灯モードを選択可能で、一回のみの点灯モードと点灯・消灯の繰り返しモードで点灯可能です。ON/OFF時間を設定すれば、LEDの点滅時間を制御可能です。
アプリケーション画面の「アプリ調光終了」をクリックすると、コントローラ本機の調光方式に戻ります。
USBコントローラの実行プログラムと調光コマンド
Windows下のコマンドプロンプトでUSBコントローラを調光する実行プログラムを用意しています。
実行プログラムのダウンロードはこちらへ。
実行プログラムを利用して、下記の送信コマンドを実行し調光可能です。
送信コマンド
コマンド | Header | 命令 | 出力CH | 切替/調光値 | Footer | 説明 |
---|---|---|---|---|---|---|
内部/外部調光切替 | 7E 5A | 0F | 1 | 0 | 0D 0A | 本機を外部調光にする |
内部/外部調光切替 | 7E 5A | 0F | 1 | 1 | 0D 0A | 本機を内部調光にする |
調光値出力 | 7E 5A | 2 | 1 | 00-FF | 0D 0A | 調光値を出力する |
受信コマンド
コマンド | Header | 命令 | 結果 コード | 出力 CH | 切替/ 調光値 | Footer | 説明 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
内部/外部調光切替 | 7E 5A | 0F | 0 | 1 | 0 | 0D 0A | 本機を外部調光にした |
内部/外部調光切替 | 7E 5A | 0F | 0 | 1 | 1 | 0D 0A | 本機を内部調光にした |
調光値出力 | 7E 5A | 2 | 0 | 1 | 00-FF | 0D 0A | 調光値を出力した |
エラー受信 | 7E 5A | 0 | RS | 1 | - | 0D 0A | エラー受信を参照 |
エラー受信
コード RS | 内容 | 説明 |
---|---|---|
1 | ヘッダーなし | 「7E 5Aが「検出されない |
2 | フッターなし | 「0D 0A」が検出されない |
3 | 命令エラー | 命令が正しくない |
4 | チャンネル範囲外 ※01 | チャンネル指定が範囲外 |
5 | アドレスエラー ※02 | アドレス>0F アドレスが範囲外 |
6 | コマンド形式エラー | 送信コマンドの形式が誤り |
7 | マニュアルによる内部調光方式使用中 | 内部調光方式使用中に通信を行った場合 |
8 | 機能使用不可 | 本機では機能が使用できない |
他 | 上記以外 | 予想外のエラー |
※01:USBコントローラには1チャンネルしか存在しませんが複数チャンネルの製品と共通化しています。
※02:アドレスを設定する製品と共通化しています。USBコントローラは未使用です。
送信コマンド例
・外部調光切替:
7E 5A 0F 01 00 0D 0A 外部調光に切替える
・調光値出力:
7E 5A 02 01 FF 0D 0A チャンネル1の調光値255を出力する